必要なもの
カメラ
これがないと始まりません。
本当に初めてだという方は、とりあえずは持っているカメラがあれば、
コンパクトカメラでも
ミラーレスでも
初めはそれでOKです。
まずはそのカメラを持って空港に出かけてみましょう。
しかし、飛行機という高速で移動する物体を被写体とする以上、デジタル一眼レフカメラをオススメします。(ミラーレスではない)
初めてであればエントリークラスで十分。
(Canon EOS Kiss X6i 、Nikon D3200など)
昨今のエントリーモデルはそこそこのカタログ性能を備えています。
(もちろん、使い勝手その他でミッドレンジ、ハイエンドに一日の長があるのは確かです)
レンズは、先ずは各社がセットで販売している
"ダブルズームキット"
などと呼ばれるセットが普段の撮影にも仕え、
コストパフォーマンス的にも丁度良いかと思います。
ここで一つアドバイス。
できるだけキヤノンやニコンといった純正のレンズキットをオススメします。
中には、サードパーティーといったレンズメーカーの商品があります。
量販店などではそういったレンズキットを販売している場合もあるとおもいます。
これらのサードパーティーのレンズが必ずしも良くないということではありません。
中には純正レンズを凌駕するものもあります。
しかし、今後のステップアップを考えていらっしゃる場合、
レンズの買い換えといった場面もあるかと思います。
今まで使っていたレンズを下取りに出して…
といった場合に、純正レンズの方が高く買い取ってもらえる場面が多いようです。
もちろん、予算あってのことですのでゴリ押しするつもりはありません。
あくまでアドバイスとして参考にしてみて下さい。
飛行機撮影の教科書
飛行機撮影の分野で、現在圧倒的な人気を誇る ルーク・オザワ(Luke H. Ozawa)氏。
214年8月に、ルーク氏自らが関わり、その名も『ヒコーキ写真の撮り方』というヒコーキ写真を撮るための教科書、バイブルのような書籍が発行されました。
これから飛行機写真を始める方、もっと飛行機写真の知識を深めたい方は必見です。
マナー・モラル
ここで書くべきかどうか、迷いましたが…
当たり前のことですが、
・立ち入り禁止場所から撮ったり
・エアバンドをイヤホンを通さず"公開放送"するといった法令違反になるような行為、
・他の人の邪魔になるような車の止め方をしたり、
・ゴミをそのままにして帰ったりなど…
人として、マナー・モラルをきちんと守りましょう。
最近、鉄道マニアのマナーの悪さがニュース沙汰になることもありますが、そういうニュースを見ると情けない気持ちです。
そんなことのないように気をつけましょう。
情熱
おいおい、最後に精神論かよっ!
などと思わないでくださいね。
飛行機写真というのは、これがなかなか思うようにはいかないものなんです。
空の抜けもイイ、雲の形もイイ、ここに飛行機が来てくれたら最高の写真になるんだけどなぁ~
なんて経験は誰しもあります。それも一度や二度なんてものではなく、10も20も…もっと?
いやいや、経験を積めば積む分だけその数は増えていくことでしょう。
また、最高のシチュエーションに出くわせば出くわしたで、自分の方が緊張してしまってカメラが変な設定のままだったり、それこそ記録カードが入ってなかったなんて凡ミスも…
さらに、人と違った写真を撮りたいと思えば雨の日も風の日も雪の日も、朝早くから夜遅くまで写真を撮りに行く情熱が最後にはものを言うように思います。
だからこそ撮れた時の感動は格別です。
"思い通りにならないから飛行機写真は楽しい"
そう信じて取り組んでみてください。