コンデジ・ミラーレスでどう撮る?

コンデジ、ミラーレス一眼で撮る場合の設定


私自身は、ミラーレス一眼を所有してないので、家電量販店等で実機に触れてみて気付いたことを書きます。

なので実際に使われていらっしゃる方から、"そんなことないよ"とか"私はこうして使ってます"といったご意見があれば、ぜひフィー ドバックお願いします。

これらの種類のカメラはAF(オートフォーカス)の方式が一眼レフタイプと大きく違い、いわゆる"ピントが合った状態"、合焦スピードに時間がかかる傾向があり、いきなりカメラを向けて撮ろうとしても、ピントが合わずにタイミングを逃してしまうということがあると思います。

最近のコンパクトカメラやミラーレス一眼では、一度被写体にピントが合えば、その被写体にピントを合わせ続ける追従モードといった設定があると思いますので、そのモードに設定しましょう。間違っても、顔認識AFモードなどに設定しないように。

他の設定は、とりあえずプログラムオートでも構いませんが、シャッター優先モードなどがあれば、今後のステップアップも見据えてその設定にしましょう。
シャッター速度を1/800-1/1000秒くらいに設定します。

実際に撮る場合ですが、"ここでシャッターを押したい"という場所が予め決まっていれば、その手前から飛行機をフレーミングし、シャッターボタンを半押しのままで(オートフォーカスを効かせたまま)追いかけ続けましょう。

そして"ここだ!"と思う場所でシャッターを押し込めば…上手くいきましたか?

置きピンという手法



ミラーレス一眼や、デジタル一眼レフなど、 マニュアル(手動)でフォーカスを調整できるカメラで使用可能な方法です。

鉄道写真でも、よく使われている方法だと思いますが、 予めピントの合う位置を決めておき、飛行機がこの場所に来たら撮る!

というイメージが出来上がっているんだけど、飛行機が来てからピントを合わせていたのでは間に合わないとか、 構図を決めたい位置にオートフォーカス測距点が無い! などという場合に有効です。
松山空港ANA B777

こんな右隅に測距点は無いので、置きピンで撮る


鉄道の場合と違うのは、鉄道は文字通り鉄の道、線路が見えています。
確実にそこを通るということが判るので、その線路を頼りに撮りたい位置でピントあわせができます。

飛行機の場合は、鉄道のようにドンピシャとはいきませんが、 誘導路があればそのセンターラインを概ねトレースするように動きますし、 滑走路がある以上、そこに降りそこから飛び立つわけで、 ある程度の予想は可能です。


誘導路や滑走路を通る瞬間を狙うのであれば、先にズーム操作等をしてフレームを決めて今います。
そして、シャッターを切る瞬間に 飛行機がいるであろう位置の路面にピントを合わせます。
マニュアルで合わせても良いですし、自信が無ければオートフォーカスでも構いません。

ピントを合わせれば、ピント調整スイッチををマニュアルにしたままにして、 撮影が終わるまでピントリングにもズームリングにも触れません。 ピントを合わせて後でズーミングを変えると、ピントの合う位置も狂ってしまいます。

飛行機が近づいてきたら、カメラを構えて待ちます。
やがて構図の中、イメージしていた位置に飛行機が来るのを見計らって、おもむろにシャッターを切りましょう。
高松空港 ANA B767

飛行機がどの辺りを飛ぶか、想像するのも肝心

飛んでいる飛行機を置きピンで撮る場合は?


私の撮り方になりますが、着陸間際であれば飛行機の通り道、直下の建物や地面にピントを合わせて置きます。

位置関係的に考えると、真下の地面や建物より、飛行機の方が少しだけ遠いところを通るはずですので、状況に応じて、自分なりにその辺を加味したちょっと遠目の場所を狙ってピント合わせすることも多いです。

このあたりは少しいい加減ですが、日中の明るい時間帯で絞りもそこそこ絞り込まれるような状況なら、不満の無いレベルの仕上がりになります。
松山空港ANA B777

伊丹空港 千里川土手にて
この場合、置きピンの位置は川にかかる誘導灯の橋中央付近に置いている



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